狩る者から狩られる者へ 中共の外相有力候補・劉建超の皮肉な結末
ここ数日、中国共産党外交部長の有力候補・劉建超が、副部長とともに党の内部警察の調査を受けているとの報道や憶測が相次いでいる。
中国に関心を寄せる人々の間で、噂や憶測が渦巻くのも無理はない。劉は他の有力幹部ほど知名度こそ高くないが、その失脚は少なくとも「因果応報」と受け止められているからだ。
とりわけ、中共が世界規模で警察活動や越境弾圧を拡大するなかで、自らの安全に不安を抱く世界中の中国人にとって、その印象はいっそう強い。劉は、党による海外での影響工作や、国外逃亡者を追い詰め中国へ連れ戻す国際的キャンペーンの最前線に立ってきた人物だった。
関連記事
米国はイラン戦争でミサイル備蓄の約3分の1を消耗。補充に数年を要し、日本・台湾の対中抑止に影響する可能性が指摘される
ロシア軍は戦車約1万2千両を失い、T-90Mも撃破されるなど装甲戦力が深刻に消耗。ドローンと対戦車兵器の普及により戦術は大きく変化し、戦車の役割そのものが再考を迫られている
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説
経済・軍事・資源・技術の各分野で米国が優位に立ち、中国共産党は依然として対抗困難とする論考。人口規模や成長神話の裏にある構造的弱点を指摘する
米中会談での合意の欠如は、今後の米中間の地政学的不安定性を示している。ホワイトハウスは中国側によるボーイング機200機および農産物の購入を含む合意事項を発表したが、中共政府側は公に同意していない