ビジネスクラスで乗客にサービスを提供する客室乗務員(Shutterstock)

飛行機に乗ると「ジンジャーエール」を飲むべき理由

飛行機に乗ると、機内でドリンクやお茶などが提供されることがあります。コーラが好きな人もいれば、ジュースやワイン、ミネラルウォーターだけを飲む人もいます。しかし、高度36,000フィートの上空では、「爽やかで炭酸がしっかり効いたジンジャーエール」が最も選ばれる飲み物です。

地上では、ジンジャーエールはごく普通の飲み物にすぎません。19世紀40年代にアイルランドやイギリスで流行し、その人気は瞬く間に大西洋を越えて各国に広まりました。カナダ・オンタリオ州のジョン・J・マクラフリン(John J. McLaughlin)は1904年に「カナダドライ(Canada Dry)」ジンジャーエールを開発し、現在でも最も有名で人気のあるドライタイプのジンジャーエールブランドのひとつです。爽快な味わい、強い炭酸、そして独特の風味と色合いを兼ね備えています。

とはいえ、今ではジンジャーエールはアメリカの人気炭酸飲料トップ10には入っていません。ドクターペッパーやマウンテンデュー、もちろんコカ・コーラなどの甘い飲み物が市場を席巻しています。それでも、ジンジャーエールが主役になる特別な場所があります。それが「空の上」です。なぜでしょうか?

 

▶ 続きを読む
関連記事
身近なのに意外と危険――魚の骨が喉に刺さるリスクと、間違いやすい対処法を専門家が徹底解説。放置で重症化することもある「見落としがちな危険」を知っておきたい方に必読の内容です。
一見大丈夫そうに見える物でも、車内に一晩置くと盗難・個人情報流出・劣化・健康被害など予期せぬ危険につながります。専門家が警告する「夜に車へ置いてはいけない8つの物」を解説します。
第一印象はわずか数秒で決まる――。身だしなみ、時間の扱い、会話術など、マナー講師が教える「誰からも好印象を得る5つの習慣」を分かりやすく解説します。
レタスが「6週間も傷まない」驚きの保存術とは?お酢洗いから水切り、容器選びまで、専門家が教える長持ちテクで毎日のサラダがもっと快適に。
温めるだけ…のつもりが、実はNG行動だらけ?密閉・加熱ムラ・容器選びなど、電子レンジで多くの人が犯す6つのミスを専門家が解説。料理の仕上がりも安全性も変わる“正しい使い方”がわかる実用記事です。