厚労省 病床数適正化支援事業で第2次内示 公立病院も新たに対象に
厚生労働省は2025年6月27日、病床数適正化支援事業について、全国の都道府県に対し約4,000床分の予算配分となる第2次内示を行ったと発表した。これにより、これまで対象外とされていた公立病院も新たに支援対象に加えられた。今回の措置は、同日行われた福岡厚生労働大臣の記者会見で明らかにされた。
病床数適正化支援事業は、地域の医療体制を維持するため、経営が厳しい医療機関に対し病床の適正化を支援する目的で実施されている。2024年度補正予算で措置された「医療施設等経営強化緊急支援事業」の一環として行われているもので、申請は5万床を超え、1次内示と合わせて約11,000床分の予算配分が示された。
第1次内示では、行政からの支援が期待できず、特に経営的に厳しい民間の医療機関を優先して支援対象とした。しかし第2次内示では、1次内示の取り扱いや関係者の意見を踏まえ、公立病院も含めて経営的に厳しい医療機関を広く支援する方針に転換した。福岡厚労大臣は「都道府県と連携し、医療機関に速やかに支援が届くよう対応を進める」と述べた。
関連記事
片山さつき財務相は7月31日の閣議後記者会見で、「責任ある積極財政」によって強い経済を実現する一方、財政の持続可能性も確保する方針を改めて強調した。
政府の新たな情報機関「国家情報局」が発足。警察や外務、防衛などの情報を一元化し、インテリジェンスの司令塔へ。国家情報会議では、高市政権はスパイ防止法や対外情報庁創設の議論も本格化させる。
消費税減税を議論している実務者会議では意見がまとまらない。中間とりまとめによると、意見は、時限的な減税ではなく給付で対応すべきだとする立場、恒久財源を確保したうえで恒久的に減税すべきだとする立場、本格的な給付制度の導入までのつなぎとしてできるだけ早く税率を引き下げるべきだとする立場の三つに分かれている。
高市首相は中所得・低所得者の負担軽減に向け、飲食料品にかかる消費税率を2027年4月から2年間、現在の8%から1%に引き下げる方針を表明。2029年4月には所得に応じて支援額を調整する「所得に連動したきめ細かな給付」を本格導入する
高市早苗首相は7月29日、Xへの投稿で「社会保障国民会議」の中間とりまとめについて報告し、2029年度から導入する「給付付き税額控除」の概要を明らかにした。政府は、物価高や税、社会保険料の負担に直面する中所得・低所得者の負担軽減を「現下の最重要課題」と位置づけた