中国駐大阪総領事 イスラエルをナチスと同一視する投稿 イスラエル大使と米大使が強く反発
中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が、イスラエルとナチス・ドイツを同一視する内容の投稿をSNS「X(旧ツイッター)」に行い、イスラエル側から強い反発を招いた。投稿はその後削除されたが、波紋が広がっている。
薛総領事は6月14日夜、イスラエルの国旗とナチス・ドイツの象徴である「かぎ十字(ハーケンクロイツ)」が描かれた旗を並べた画像をXに投稿した。その画像には、ナチス側には「ユダヤ人を虐殺」「アメリカは敵国」、イスラエル側には「ユダヤ人が虐殺」「アメリカはATM」といった説明が添えられていた。また、両者の共通点として「我々は特別で神聖な民族である」「国力の多くを軍隊に投入」「国際法は無視するもの」「占領した土地に入植を進める」などと記載した。
この投稿は、イスラエルとイランの軍事的な緊張が高まる中で行われた。イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使は6月19日、自身のXアカウントで「中国の駐大阪総領事は、あらゆる一線を越えました」と日本語と英語で強く非難した。コーヘン大使は「ナチスの象徴を持ち出してイスラエルを非難するという、その恥ずべき扇動は、極めて不名誉であるだけでなく、反ユダヤ的であり、危険であり、ホロコーストの記憶に対する深刻な侮辱でもあります」と述べた。
関連記事
旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は10月7日、タイの現地法人が管理するファイルサーバーが第三者から不正アクセスを受け、顧客最大627人分のパスポート情報が流出した可能性があると発表した
木原官房長官は10月6日の記者会見で、国内の民間企業への不正アクセスにより情報流出が相次いでいることについて「大変深刻に受け止めている」と表明。政府は、情報収集や攻撃の手口、傾向などの分析を通じて被害の全体像の把握を急ぐ方針だ
カナダ映画『超限戦』を10月、東京とさいたまで上映。パンデミック下で拘束されたウイルス学者を描き、科学と権力、情報統制をめぐる問いを投げかける
日本の柔道女子選手、前田凛は10月1日、女子70キロ級で金メダルを獲得した。準々決勝で中国の唐婧と対戦した際、相手に20秒以上にわたり腕をかまれ、この思わぬ出来事が日中で大きな話題となっている
木原稔官房長10月2日記者会見において、北海道共同募金会が運営する「赤い羽根共同募金」をめぐり、寄付金約2億5千万円の使途が不明となっている問題を取り上げ、「大変遺憾である」との認識を示した