経産省(pixta)

経産省「大川原化工機」冤罪事件で規制の不明確さ認め反省表明 省令改正を検討

横浜市の機械製造会社「大川原化工機」の社長ら3名が2020年、外為法違反容疑で逮捕・起訴された冤罪事件をめぐり、経済産業省が「規制の内容が不明確であり、反省すべき点がある」として、省令の改正を検討する意向を明らかにした。これは、事件の違法捜査を認定した判決が確定したことを受けての対応である。

事件は、同社が生物兵器に転用可能とされる噴霧乾燥機を経産省の許可なく中国に輸出したとして、警視庁公安部が2020年3月に社長らを逮捕したことに端を発する。しかし、起訴直前の2021年7月に検察が公訴を取り消し、無実が明らかとなった。

その後、社長らは東京都と国を相手取り損害賠償を求めて提訴。東京高裁は2025年5月、警視庁と東京地検の捜査が違法だったと認定し、国と都に約1億6600万円の賠償を命じた。国と都は上告を断念し、判決が確定した。

▶ 続きを読む
関連記事
AI業界が求める法規制の裏には、過去の巨大産業と同様に市場を寡占化し参入障壁を築く思惑が潜む。真の危機はSF的破滅ではなく「人間の知性や教育の崩壊」であり、法規ではなく現場での向き合い方が問われている
ポルノやゲームなどのテクノロジーが手軽な「報酬」を与え、若者が大人の男になるための成長の原動力を奪っている。仮想空間の安楽さから抜け出し、現実の困難や責任に立ち向かう勇気を持つよう呼びかける力強い論考
最先端の農業技術とは、新たな機械ではなく自然の摂理そのものである。最新研究をもとに、土壌の炭素貯蔵と豊かな生態系を回復させ、収益性と地球環境の再生を両立する「再生型農業」の真価を問い直す一編
東京都でテスラ「Model Y」を購入する場合、国と都のEV補助金を活用すれば実質負担額は約360万円台まで下がる可能性がある。為替と補助制度を背景に、中国など主要市場を下回る世界最安級の水準となる可能性がある。テスラは標準条件で最大197万円の支援を案内している
神韻芸術団の舞台芸術を紹介する「神韻作品ポスター展」が、10~12月に各地で順次開催される。