白肺や突然死が増加 中共が新たな変異株を隠蔽か

中国国内の感染症状況は依然として深刻化しており、多くの地域で市民が身近に感染者が急増している現状を訴えている。医療機関ではベッドの確保が困難となり、「白肺」症例や突然死の報告も増加している。こうした事態に対し、専門家の間では、中共当局が新たな新型コロナウイルス変異株の存在を隠蔽している可能性があるとの見方も出ている。

6月11日、中共の中央テレビは、最近、中国各地で新型コロナウイルスの感染が再び拡大傾向にあると報道した。

中国工程院の院士・鍾南山氏は、現在流行している新型コロナについて「感染力は強いが病原性は弱く、インフルエンザに近い」との見解を示した。一方で、多くの地域の市民は新唐人テレビに対し、「最近、地元の病院で明らかに感染者が増えており、その多くが重症で白肺で、入院先も見つからない状況だ」と語っている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で「異常な帰郷ラッシュ」。職を失った人々が都市から一斉に流れ出し、農村では不満と怒りがくすぶり始めている?
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った