「骨太の方針」2025閣議決定 経済リスクとコメ政策見直しが柱
政府は6月13日、2025年度の経済財政運営の基本方針、いわゆる「骨太の方針」を閣議決定した。今回の方針では、アメリカの関税措置による経済リスクへの対応や、コメの安定供給に向けた政策の見直しが大きな柱となった。また、賃上げを起点とした成長型経済の実現や、財政健全化の目標時期の見直しも盛り込まれている。
今回の骨太の方針は、石破政権として初めて策定された。アメリカのトランプ政権による関税政策が日本経済に及ぼす影響について、「消費や投資を抑制する恐れがあり、日本経済全体に下振れリスクをもたらす」と指摘。そのため、政府はアメリカ側に政策の見直しを強く求めるとともに、国内産業への影響を考慮して資金繰り支援などの万全の対応を取る方針を示した。
コメ政策については、昨年の不作や価格高騰を受けて、価格の安定化と安定供給の確保が課題となっている。骨太の方針では、政府備蓄米の流通を円滑にすることや、農地の集約化、消費者への情報発信の強化など、総合的な見直しを進めると明記された。これにより、コメの安定供給と価格の安定を両立させることを目指す。
関連記事
高市早苗首相は26日今後の財政運営と予算編成における抜本的な転換案を示し、日本の成長戦略による経済効果が十分に発現すれば、一定の追加的な財政支出を行った場合でも、債務残高対GDP比は概ね安定的に低下していく見通しが示された
高市首相は「日本列島を、強く豊かに」とのスローガンを掲げ、47都道府県のどこに住んでいても安全に生活でき、高度な教育や医療を受け、働く場所がある社会の実現を目指すと表明した。
高市早苗首相は23日、就任後初めて沖縄を訪問し、令和8年沖縄全戦没者追悼式に出席。記者会見では、同志社国際高が行った平和学習の一部について「過度な介入とは考えていない」と明言した。
高市早苗首相は、日本維新の会の吉村洋文代表と党首会談を行った。国会の会期が残り1か月を切る中、両党首は、議員定数削減法案、副首都法案などといった重要法案を今国会で成立させるため、意見を交わした。
政府は原料となるトルエンなどの供給について、石油元売からの供給も含め、例年の需要の1.8倍にまで拡大。メーカーから最終需要家への「直接販売」を行う仕組みを新たに開始する