中国の“働くフリ会社”。(スクリーンショット)
「出社はするが、仕事はしない」 中国で広がる「働くフリ会社」の現実

中国の失業者は「仕事をしているふり」をする【動画あり】

「仕事に行ってくるね」と家を出るが、行き先は「職場」ではなく「働くフリの会社」──中国の若年層のあいだで、そんな現象が急速に広がっている。

1日あたり30元(約600円)を支払い、朝9時から夕方5時まで、オフィス空間で「就業中のフリ」をするこのビジネスは、北京・上海・成都・広東などの多くの都市で急増しており、SNSでも話題だ。

成都にある「働くフリの会社」の運営者は「うちは表向きは商社。でも、実際は大人の託児所です」と語る。まさに「給料が出ないことを除けば完璧なオフィスごっこ」である。

▶ 続きを読む
関連記事
ハドソン研究所中国センター所長の余茂春氏がワシントン・タイムズに寄稿。中国共産党(中共)の国際協定違反をWTO、香港、南シナ海で指摘。「中共は署名後、利益を得て義務を投げ捨てる」制度的本質を暴き、西側エリートに幻想断絶を促す
やる必要のない手術だったのではないか。縫合されず血が流れ続け、成功と言われた直後に死亡。中国寧波の乳児手術死で、母親の叫びが封殺されている。
戦争も内乱もない。それでも中国軍の上将(大将クラス)が次々と姿を消す。昇進式に出席したのは6人だけ。戦場ではなく内部闘争で将官が倒れる「軍事史の奇跡」が進行中。
今年も現れた中国版サンタ「鰲拜(オボイ)」。サンタの恰好で空を飛んでも、顔を見れば一発で分かる。なぜ毎年この悪役がサンタになるのか。
上海と北京の二大空港で免税店の経営権が一斉に交代した。単なる事業者の入れ替えにとどまらず、長年にわたり空港免税という国家管理の参入ゲートを掌握してきた江沢民系資本が完全に市場から退場したとの見方が広がり、中国の経済権力構造における一つの時代の終焉を告げる出来事として注目を集めている