中国車企業の価格戦争が激化 手抜きと品質問題が表面化
中国の自動車市場で再び混乱が広がっている。価格競争、企業間の対立、そして品質危機と、問題が連鎖的に浮上している。
5月20日、第一汽車の紅旗は2025年型H9の価格を9.4万元引き下げた。これに続いてBYDは23日、22車種で最大34%の値下げを実施した。長安汽車、零跑汽車、吉利、小米、華為も次々と同様の措置を取り、5月26日には奇瑞が一挙に38車種を値下げし、エントリーモデルのSUVを3.49万元で市場に投入した。
中国乗用車連合会の統計では、2024年の初め5か月間の値下げ幅が2023年通年の9割に達しつつある。自動車流通協会も、2024年の業界利益が前年同期比で7.3%縮小し、2025年第1四半期の利益率が3.9%に低下し、過去10年で最低水準に落ち込んだと明らかにしている。
関連記事
米議会で提出された、チベットでのジェノサイド認定を求める超党派法案と、トランプ氏によるジミー・ライ救出への意欲を報じる。中国の弾圧に対し、米国が人権と経済の両面からどう対峙すべきかを問う解説記事
「大学を出ても仕事がない」中国で「焼き肉職人学校」に応募殺到。その中には大卒者までいた。しかも今の中国では、「配達員学校」「垢すり学校」「ザリガニ学院」まで次々に誕生。若者たちの進路が大きく変わり始めている
イランに対する米国の経済封鎖は、間接的に中国共産党政府に圧力をかけている。アナリストらは、これはトランプ氏が習近平との首脳会談を前に、交渉の切り札(レバレッジ)を構築しているものだと分析している
「こんな上海は見たことがない」上海市民からそんな声が出ている。かつて人であふれた大型商業施設では閉店した店が並び、上海駅周辺も人通りが激減。中国経済の冷え込みが、ついに上海の街並みまで変え始めている
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る