ハーバード大卒業式 中共官僚の娘が登壇し大規模な宣伝演説を展開

5月30日、ハーバード大学の卒業式で、中国人大学院生の蔣雨融(ジャン・ユーロン)が招待スピーカーとして登壇し、スピーチを行った。彼女の発言は多くのネットユーザーから、中国共産党(中共)による対外プロパガンダの一環ではないかとの疑念を呼び起こした。特に注目すべきは、トランプ政権がハーバード大学と中共との癒着を厳しく非難している中、大学があえて中共のイデオロギーを発信する場を提供した点だ。

蔣雨融はスピーチで「現代社会は異なる思想、投票選択、信仰の違いを悪と見なす傾向がある」と主張し、蔣が学んだ国際開発コースの理念は「人類運命共同体」に基づくと述べた。この発言は各界から疑念を呼び起こした。

『靖遠開講』の司会者、唐靖遠氏は次のように指摘している。「蔣雨融は女性の権利に関心を示したが、鉄鎖女事件や中共による女性抑圧といった深刻な問題には一切触れなかった。中共による人権弾圧の事例は数多く存在するが、蔣はそれについても沈黙を守った。さらに問題なのは、彼女の発言が習近平の『人類運命共同体』というスローガンを直接支持し、擁護している点だ」

▶ 続きを読む
関連記事
韓国の情報当局は、これまで「キム・ジュエ」と呼ばれてきた金正恩氏の娘について、実名が「ジュヘ」である可能性があるとの情報を把握した。後継者とみられる動きの一環として、軍関連分野への関与を示す兆候も指摘されている
ロシアのバイカル湖で中国人観光客を乗せた車両が沈没し7人が死亡した事故で、中共の中央テレビは死亡者に触れず「1人救助」とのみ報道。内容に対しネット上で批判が広がっている
ミラノ冬季五輪女子シングルで金メダルを獲得した米国代表のアリサ・リュウ選手の父アーサー・リュウ氏は、新唐人の取材で「自由な環境と選択こそがチャンピオンを生む」と述べ、米国の民主・自由社会での育成が成功の鍵だったと強調した。一方、中国共産党の統制下では才能を十分に発揮できなかったとも語った
ミラノ冬季五輪で金メダルを獲得したアリサ・リウ。中国国内で彼女の父親の名前をネット検索しようとしてもできない。アリサ・リウの父親の経歴は中国共産党にとって隠しておきたい情報なのだ
米NY発の神韻芸術団は共産主義以前の中国の伝統文化を全世界の観客に披露し、絶賛の声が相次いでいる。一方、中共は神韻に対し妨害や脅迫を行っており、各国政府からはこうした中共の妨害行為に対する非難の声が上がっている。