前月比58%減 Temu米国ユーザー激減と免税撤廃の影響
アメリカ政府が中国・香港からの小包み免税(デミニミスルール)を撤廃したことで、中国発格安EC「Temu」のアメリカユーザー数が急減し、業績も大きく悪化している。新関税政策により、TemuやSheinなど中国系ECプラットフォームのビジネスモデルが揺らいでおり、米中貿易摩擦の影響がグローバルEC業界全体に波及している。
中国発の格安ECプラットフォーム「Temu」は、アメリカ市場において大きな打撃を受けている。市場調査会社Sensor Towerの最新データによれば、今年5月におけるTemuのアメリカでの1日あたりのユーザー数は、前月比58%の急減となった。背景には、アメリカ政府による中国・香港からの小包み(De Minimis)に対する免税措置の撤廃がある。
少額免税制度は、国際貿易の円滑化を目的として導入され、800ドル未満の小口輸入品に対する関税を免除する仕組みであった。この制度の利便性が、中国からのフェンタニル成分の密輸や、Temu、Shein、Amazon Haulなどを通じた中国製の安価な衣類・玩具・家具の大量流入を招き、アメリカの与野党双方から強い批判を引き起こしていた。
関連記事
米トランプ大統領は10月22日、イラン紛争に伴う原油高を受け、米国内の石油生産を拡大するため、1950年制定の国防生産法に基づく大統領覚書を発出した。石油の生産・精製から貯蔵、輸送に至るインフラの整備を促し、国家安全保障に必要なエネルギー供給能力の強化を図る
トランプ米大統領が、マスク氏やエヌビディアのフアンCEOら米科学技術界の大物6人を表彰。マスク氏を「現代のトーマス・エジソン」と称賛し、米国が「超知能」開発を主導する重要性も強調した
トランプ米大統領は、韓国による2千億ドル規模の対米エネルギー投資計画を発表した。大型原発8基、アラスカLNG事業、テキサス州の大型発電施設などが含まれる
トランプ米大統領は、メサビ・メタリックスがアイオワ州に150億ドルを投じて大型製鉄所を建設すると発表した。2030年の稼働を予定し、年間生産能力は将来約1千万トンまで拡大する計画だ
米ルイジアナ州のランドリー知事は、スペースXや巨大データセンターの巨額誘致で雇用創出を図りつつ、対中警戒やグリーンランド連携を主張。独自の「ケイジャン資本主義」で州経済の躍進と国益拡大を目指す構想に迫る