中国経済が低迷し、不動産市場が弱まり、住宅ローンの滞納が増加している。(PHILIPPE LOPEZ/AFP/Getty Images)

中国のケインズ・モデルは瓦解しつつある 貿易協定が急務

過去10年間、中国経済は、中央集権的なニューケインジアンモデル(現代のマクロ経済学において、政府の政策「特に金融政策」が景気に影響を与えるメカニズムを説明する理論モデル)を拡大してきたが、このモデルは貿易協定なしには生き残れない。中国の製造業は「立ち止まるために走る」という戦略を取ってきたが、これはアメリカとの巨大な貿易黒字なしには成立しない。

中国の製造業の過剰生産は、常態となり、長江商学院(CKGSB)によれば、中国は世界の製造品の30%を生産している。しかし、消費は18%未満にとどまり、さらに2025年第1四半期の中国の工業設備稼働率は、74.1%まで低下した。

中国のケインズ型中央計画モデルは、財政制約と過剰な債務にもかかわらず、雇用の最大化と力強い経済成長の維持を目的としている。したがって、余剰生産を売却しない限り、運転資本に大問題が発生することになり、北京ですら、この問題を間接的に認めている。

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