米議員 アリババなど中国株の上場廃止を米証券取引委員会 (SEC)に要請
5月2日、二人の共和党議員が、アメリカ証券取引委員会(SEC)の議長ポール・アトキンス(Paul Atkins)氏に手紙を送り、アメリカの取引所に上場している25社の中国企業に対して措置を講じるよう求めた。これらの議員は、アリババ、バイドゥ、京東(JD.com)などの企業が中国共産党の軍と関係していると考えられており、投資家に「受け入れがたいリスク」をもたらすと警告している。
米下院の中国共産党特別委員会の共和党議長ジョン・ムーレナー(John Moolenaar)氏と、上院の共和党委員会の議長リック・スコット(Rick Scott)氏は手紙の中で、「これらの企業はアメリカの投資家の資金から利益を得る一方で、中国共産党の戦略目標を推進している。軍事の近代化を支援し、人権を重大に侵害している」と述べている。これらの中国企業が表面的には商業化されていても、最終的には「悪意のある国家目的のために利用されている」とし、その一因として中国共産党の軍民融合計画が、中国企業に北京の指示に従って軍と技術を共有することを要求していることを挙げている。
また、両氏は「外国企業問責法」(Holding Foreign Companies Accountable Act)に基づき、アメリカ証券取引委員会が「取引の一時停止と強制的な上場廃止」の権限を持ち、アメリカの投資家を十分に保護できていない中国企業の証券登録を一時停止または取り消すことができると述べている。米中経済安全保障審査委員会のデータによると、今年3月時点でアメリカの取引所に上場している中国企業は286社に達している。
関連記事
NASAが公開した54年前後の地球全景比較写真が話題だ。アポロ17号の「ザ・ブルー・マーブル」と、アルテミス2号が捉えた新時代の幕開けを告げる「ハロー・ワールド」。地球の美しさが人々の心を打つ
プライベート・クレジット業界大手のブルー・アウル・キャピタルは投資家から高水準の償還請求を受け、傘下の2つのプライベート・クレジット基金に対し、償還比率を5%に制限した。市場では「リーマン・モーメント」再来への懸念が広がっている。
米軍の対イラン軍事行動「エピック・フューリー」が中東を激震させている。圧倒的な火力と斬首作戦による「戦略的麻痺」の衝撃は、台湾侵攻を伺う中共への強力な警告となった。変貌する台湾海峡シナリオの最前線を追う
就役70年を超える高齢爆撃機B-52が、2026年の対イラン作戦でなぜ主力を担うのか。圧倒的な兵装搭載量、核抑止力の維持、近代化改修による最新兵器への対応力など、他機には真似できない唯一無二の理由を解説
米軍特殊部隊がイラン敵陣に潜入し、墜落したF-15E乗員2名を救出した。イラン側の厳重な警戒を潜り抜けたこの「イースターの奇跡」は、米軍の圧倒的な実戦能力を世界に示した。専門家も唯一無二の壮挙と称賛している