多方面で火花散る 米中関税の激闘
米中貿易戦争は新たな局面に突入し、トランプ政権は対中関税を145%へ引き上げ、中国も125%で応じた。関税政策に加えて、地政学的な対立や企業制裁が複雑に絡み、世界経済への影響が一層深刻になった。本稿では、両国間の新動向とその背景について詳述しよう。
中国共産党(中共)は当初、イーロン・マスク氏を利用して、アメリカ企業に圧力をかける策を講じたが、その試みは不発に終わった。むしろ、アメリカ企業界は反発を強め、ナスダックでは「中資企業を排除せよ」との声が強まった。
さらに、トランプ氏の最新の行動も見逃せない。アメリカ軍は、パナマ運河への再展開を開始し、アメリカ国防長官はパナマ政府が、中共の排除を望んでいると公言した。また、中共は、秘密会議において、アメリカのインフラに対するハッキング作戦を指示したと報じられている。
関連記事
ホワイトハウス記者夕食会で起きた暗殺未遂事件は、我々にとっての「清算の瞬間」だったのではないだろうか
トランプ政権下の対イラン戦略を、歴史学者のV.D.ハンソンが鋭く分析。窮地に立つイランに残された3つの選択肢とは何か。軍事・経済の両面から、レジーム・チェンジを見据えた米国の「締め付け」の真意を読み解く
イラン戦争の長期化を受け、湾岸諸国やアジアの同盟国が米国に通貨スワップを要請した。経済不安やドル不足への懸念が広がる中、この動きが「ドルの覇権」や各国の金融安定にどう影響するか、専門家の分析を交え解説する
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
トランプ政権が難航するCDC局長人事で指名したシュワルツ氏。巨大保険会社の幹部歴を持つ彼女は、コロナ禍の「負の遺産」を隠蔽するのか、それとも真相究明に動くのか。組織改革と利益相反の狭間で揺れる米公衆衛生の核心に迫る