2025年4月2日、トランプ米大統領はホワイトハウスで、「相互関税」に関する大統領令に署名した文書を掲げた(Saul Loeb/AFP via Getty Images)

「アメリカ解放の日」宣言 トランプ氏演説・相互関税の7要点

就任からわずか72日後の4月2日、トランプ米大統領は、包括的な貿易政策の変更を発表し、全ての国に対して、相互関税を導入するとともに、この日を「アメリカの解放の日」と宣言した。

アメリカは、これまで数十年にわたり、低い貿易障壁を維持しつつ、自国には、ほとんど関税がかからない自由貿易協定を推進してきた。しかしトランプ氏は、こうした一方的な貿易体制が他国に利用されてきたと批判し、これを是正する新制度の導入に踏み切った。

トランプ氏は演説で、大型の図表を使い、各国が米製品に課している関税の実態を示し、それぞれの国の障壁に見合った「相互関税」の新たな基準を説明した。新制度では、すべての国からの輸入品に一律10%の基本関税が課されるほか、各国の対米関税率に応じて追加関税が上乗せされる。

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