東京国税局(shutterstock)

国税局がSBIHD子会社に34億円の申告漏れを指摘 中国の関連会社への人件費の支払いで

東京国税局は、金融大手SBIホールディングス(HD)の子会社「SBI BITS」に対し、2022年3月期までの3年間で約34億円の申告漏れの指摘が明らかになった。国内で計上すべき所得を中国の関連会社に移したとして問題視している。複数のメディアが報じた。

日経新聞によるとSBI BITSは、SBIHDのシステム開発を手がける子会社で、中国の関連会社に人件費を支払っていた。東京国税局の調査によると、この人件費の金額設定が一般的な取引よりも高く、通常の約3倍以上に達していたという。

国税局は、この高額な人件費設定により、日本で納めるべき税額が少なくなったと判断し、企業が海外の関連会社との取引を通じて不当に利益を移転することを防ぐ移転価格税制を適用した。この結果、約34億円の申告漏れを指摘し、過少申告加算税を含め約2億円の追徴課税を行う見込みだ。

▶ 続きを読む
関連記事
4月22日の衆院連合審査会で参政党の川裕一郎議員が、自衛隊の指揮通信やクラウドなど安保システムの海外依存に懸念を示し、日本の「情報主権は確立されているのか」と疑問を呈した。小泉防衛相は、国産技術強化の必要性を認めた
高市総理は創立80周年を迎えた経済同友会で演説し、先人の叡智に学び日本経済を再建する決意を表明した
総務省は、サイバーセキュリティ強化を目的として、全国の地方自治体が使用するIT機器について、政府の評価制度で認定された製品のみの調達を義務付ける方針を固めた。事実上、中国製品は調達対象から排除されることになる
政府は4月21日午前の閣議と国家安全保障会議(NSC)で、防衛装備移転三原則と運用指針を改定。これまで厳しく制限してきた殺傷能力を有する装備品についても、一定の条件下で輸出を可能とする方向へと大きく舵を切る
20日午後に三陸沖で地震が発生し、青森県階上町で震度5強、岩手県で80センチの津波を観測した。気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表し、高市首相が備えを呼びかけている