江藤農林水産大臣記者会見(農水省)

日本農産物の扱いに注目 トランプ関税問題

トランプ米大統領が輸入農産物に対して4月2日以降に関税を課す考えを示している。日本の江藤拓農相は「日本の農産物は対象外にすべきだ」との見解を示した。江藤農相は11日の閣議後記者会見で、米国が検討中の関税の対象国や品目についてはまだ明確ではないとしつつも、「日本は対象にすべきではない」と強調している。日本経済新聞などが報じた。

トランプ大統領は、インドや中国、欧州連合(EU)などで米国産農産物が十分に受け入れられていないとの不満を示している。この背景には、米国の貿易赤字解消を目指す政策が含まれている。日本もトランプ政権の通商政策の影響を受ける可能性があり、特に農産物関税が課されるかどうかが注目されている。

トランプ大統領は3日、自身のSNSで「4月2日以降、海外産の農産物には関税がかかる」との認識を示し、米国内の農家に対して「国内で販売する農産物の大量生産」を呼びかけている。この呼びかけは、米国の農業市場を保護し、国内での生産を促進する狙いがあるとされている。

▶ 続きを読む
関連記事
中東情勢の緊迫化と日米金利差により、1ドル160円を巡る攻防が激化。原油高や「デジタル赤字」、新NISAによる資金流出など、表面的な要因から構造的な弱点まで、円安が止まらない「真実」を多角的に分析
14日、東京で開催された第10回日韓財務対話の要点を解説。急激な円安・ウォン安への強い懸念の共有や、経済安全保障における連携、先進的な投資環境の整備など、今後の協力方針をまとめた
国民生活や経済の基盤となるエネルギー問題。中東での原油生産減少に対し、日本や世界はどう動いているのか。最新の外務大臣談話をもとに、市場安定化に向けた取り組みと日本政府の対応方針を紹介する
高市首相とIMFのゲオルギエバ専務理事による会談が行われ、IMF側が日本の経済政策へ支持を表明した。専務理事は同日東京のシンポジウムで「想定外の事態への備え」の重要性について語った
10日の日経平均株価は、中東情勢の早期収束期待から一時1900円を超える大幅反発となった。トランプ米大統領の発言を受けた米株高や原油安を背景に、半導体関連などの主力株が相場を力強く牽引している