中医学では、耳や顔、手の変化から心血管系のリスクを判断できるとされ、最近の研究でもその一部が裏付けられています(Shutterstock)

顔や耳のしわ、唇の色で分かる心血管疾患のリスク

中医学では、耳や顔、手などのわずかな変化を観察することで、心血管系の問題やリスクを判断できるとされています。近年、その一部は科学的な研究によって裏付けられています。台湾の「翰鳴堂中医診療所」の主治医・周宗翰(しゅう・そうかん)氏は、最近の新唐人テレビ番組『健康1+1』で詳しく解説しました。

周宗翰医師によると、耳はさまざまな臓器と関係しており、特に耳たぶにできるしわ(耳介折れ線)は、大脳や心肺の循環機能とつながっています。心臓に問題があると、耳たぶに斜め45度のしわが現れることがあり、中医学ではこれを「冠心溝(かんしんこう)」と呼びます。

この耳のしわが特に目立ち、左右両耳に見られる場合は、高血圧・高脂血症・高血糖といった「三高」の兆候である可能性があり、注意が必要です。これらの症状は心血管疾患を引き起こしやすいだけでなく、肺の循環機能とも関連しており、長期的な酸素不足を示している可能性もあります。特に高齢者は、医療機関での検査を受けることをお勧めします。

▶ 続きを読む
関連記事
夏は心を養う季節。赤い食材、苦味、生脈飲など、心を穏やかに整える知恵とは。
LDLや中性脂肪が正常でも安心できない? 見落とされがちな「Lp(a)」が、心臓リスクを高める可能性があります。
黒ごまは心臓や骨、腸の健康を支える栄養が詰まった食材です。古くから長寿の滋養食として親しまれてきた黒ごまの力を紹介します。
夕食の時間を少し早めるだけで、心臓や血糖に良い変化が起きるかもしれません。最新研究から見えてきた“食べる時間”と健康の意外な関係をわかりやすく解説します。
突然の動悸や脈の乱れは、一時的なものだけでなく危険な不整脈の可能性もあります。受診の目安や発作時の対処法を医師が解説します。