年収1千万円以上が全体の5.5%に留まる 高所得層の少なさが浮き彫りに=国税庁
国税庁が発表した2023年の「民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者数は前年比1.7%増の6068万人に達し、過去最大を記録した。民間事業所が支払った給与総額も232兆9072億円と前年を上回り、所得税の総額は12兆61億円となった。一方で、所得税額は微減し、給与総額に占める税額の割合は5.15%に留まった。
給与所得者の年収分布をみると、中央値は年収300万~400万円と推定され、この層が全体の16.3%を占める。
年収300万~500万円の層が全体の31.7%を占め、最も多い層となっている。一方で、年収1千万円以上の高所得者層は全体の5.5%に過ぎず、うち、2千万円以上の所得者はわずか0.6%。所得格差が比較的小さいものの、上位層は限られている状況が示されている。これは給与所得者に関する統計結果であり、個人事業主は対象外だが、いずれにせよ、年収1千万円は依然として高い壁である。
関連記事
片山さつき金融相が、米アンソロピック社が開発した次世代AIモデル「Claude Mythos(クロード・ミトス)」による金融システムへのサイバー攻撃リスクに対応するため、国内主要銀行の幹部らと会合を開く方針であることが明らかになった。
高市総理は創立80周年を迎えた経済同友会で演説し、先人の叡智に学び日本経済を再建する決意を表明した
日産自動車と部品サプライヤーは、電気自動車用モーター技術を開発し、新型リーフ電気自動車のモーターにおけるレアアース使用量を大幅に削減、中国産レアアース鉱物への依存を低減した。
【経営幹部必読】中国等を念頭に置いた国家主体の技術窃盗リスクが急増する今、技術流出対策は現場任せにできない「最重要の経営課題」だ。経産省「技術流出対策ガイダンス」第2版を紐解き、経営トップが主導すべき全社的な防衛策を解説する
日本の企業を取り巻く環境は、効率重視のグローバル化の時代から、地政学リスクを踏まえた対応が不可避な時代へと大きく転換している