2023年9月7日、日本の千葉県で、観光客が成田国際空港から地下鉄に乗って東京中心部に向かう(Philip FONG / AFP)

訪日観光客 過去最高を記録 経済効果とオーバーツーリズムの課題

日本政府観光局(JNTO)の発表によると、11月の訪日外国人数は318万7千人となり、前年同月比で30.6%増、2019年比で30.5%増と過去最高を記録した。また、1~11月の累計訪日者数は3337万9900人に達し、年間としても過去最多を更新した。

2024年冬ダイヤの時点で航空便数は2019年と同等の水準まで回復しており、加えて紅葉シーズンの需要が訪日観光をさらに後押しした。特に中国、韓国、台湾、アメリカからの訪日者が前年同月比で大幅に増加し、全体を押し上げる要因となった。

訪日観光客の増加は、日本経済に大きな恩恵をもたらしている一方で、オーバーツーリズム(観光過剰)の問題も深刻化している。

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国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
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