英豪閣僚級会議 中共のスパイ浸透対策に焦点
12月16日、英国と豪州の閣僚級会議がロンドンで開催され、両国の代表者が最新の国際情勢について議論した。会議では、中共(中国共産党)のスパイ浸透への対応が中心的なテーマとなった。
会議では、英国と豪州の閣僚が両国の経済と防衛パートナーシップの強化を称賛し、世界的な課題に共同で取り組むことを誓った。
会議後の記者会見で、英国の外務大臣は中共のスパイである楊騰波(Yang Tengbo)について言及し、中共からの安全保障上の脅威にどのように対抗するかを議論した。
関連記事
物議を醸している英ロンドンにある中共の「メガ大使館」計画が、3度目の延期となった。イギリス政府は12月2日、この計画の審査期限を来年1月20日まで延長すると発表し、国家安全保障上の懸念が一段と高まっていることを理由に挙げた
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。
米下院が社会主義体制の弊害を非難する中、中国共産党からの離脱「三退」は4億5500万人を突破。宗教弾圧や権力集中への国際的懸念が強まる一方、中国社会では静かな体制離れが広がっている
中国共産党が世界的な規模で拡張を続ける野心と、それに伴う国際安全保障上の脅威が懸念される中、多くの国々が戦略の見直しを加速させている
中国欧州連合商工会議所(EU商工会議所・中国)が1日に発表した調査で、中国共産党政権による輸出規制が欧州企業の調達戦略に影響を与え、中国依存からの分散を進める動きを促していることがわかった。影響はサプライチェーンや納期、収益にも及んでいるという