お飾り同然の中国の「労働法」
これで「過労死」しても安心? 物議醸す中国の「徹夜保険」
中国にも一応、「労働法」たるものは存在しているが、実際にはただのお飾りでしかない。
各業界で過度な残業や過労による突然死が頻繁に報告されるなか、同国最大手保険会社による「残業はもう怖くない! 夢のために徹夜保険を!」と謳った「徹夜保険(中国名:「996奮闘無憂険」)」が発売され始めたことがニュースになり、物議を醸した。
なお、保険名にもある「996」とは、週6日、朝、午前9時に出勤して夜、午後9時に仕事を終えるという勤務形態のことを指す。
関連記事
「帰国すればまた出られる」と告げられたが、中国の若者は帰国後に出国制限の対象となった。海外旅行中に警察から帰国を迫られ、戻った後に知らされた「ブラックリスト」。中国で強まる出国管理の実態とは
中国で出生数の減少が教育現場を直撃している。2025年の幼稚園専任教員は前年比約22万人減。園数・在園児数も減少し、師範系大学では就学前教育の募集停止や学科再編が広がっている
中国当局は7月の新型コロナ新規感染を52万2千件と発表。発熱・救急外来での陽性率は5週連続で上昇し21.2%に達した。一方、実際の感染規模や死亡者数を巡り、情報公開の不透明さを疑問視する声も広がっている
南京大学数学学院の元学院長が「もうやりたくない」として辞任。研究者が管理職を離れる背景には、研究時間を圧迫し成果に直結しにくい行政業務の重い負担がある
中国・深センの智博通電子が製造する20機種以上のルーターに、バックドアが組み込まれていたことが判明。35秒ごとに中国で登録されたドメインと通信し、遠隔操作や同一ネットワーク内の機器へのアクセスに悪用される恐れがある