2022年7月27日、台湾の武装部隊は漢光演習にパトリオットミサイルを配備した。(中央社)
脅しにしても、世界中に迷惑をかけていることを無視するという独善

中共軍 台湾を取り囲む演習 台湾が非難—「非理性的挑発」

中国共産党(中共)は10月14日、解放軍が台湾周辺で新たな軍事演習を開始したと発表した。これに対し、台湾国防部はすぐに声明を出し、中共軍の非理性的な挑発を強く非難し、国家主権を守るため防衛体制を整えた。

中共は民主的に自治を行っている台湾を自国の領土だと主張する。先週、中華民国(台湾)の賴清德総統が国慶節の演説を行った後、台湾は常に、中共による台湾を取り囲む軍事演習に備えて高い警戒を保っている。

14日早朝、中共軍の台湾を含む東シナ海などを管轄する東部戦区の報道官は、台湾海峡およびその北方、南方、東方の海域で「聯合利剣-2024B」演習を行うと発表した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
ホルムズ海峡の混乱により、世界の注目は紅海の入り口「バブ・エル・マンデブ海峡」へ。ジブチで隣接する米中両軍の基地を比較し、輸送ルートの支配権を巡る現状を解説。米国の圧倒的優位と中国の弱点を解き明かす
台湾のシンポジウムで専門家らは、イラン情勢はウクライナより広範な地政学的影響を持つと指摘。米国の戦略重心は中東からインド太平洋へ移行しつつあり、台湾には非対称戦略とエネルギー強靭性の強化が不可欠だと強調した
中国が黄海・東シナ海に最大40日間の異例な空域制限を設定し、軍事・政治的意図に国際的関心が高まっている。演習未公表の不透明な措置は作戦準備や対外的圧力の可能性が指摘され、習近平の対外会談を控えた政治的メッセージとの見方も出ている。
中東情勢の激化の中で、中共の動きが浮上。電子偵察船が米軍を監視し、イラン支援の可能性も指摘される。情報戦が戦局を左右する中、中共の「隠れた介入」の影響はどこまで広がるのか。