韓国、核兵器開発すれば米との同盟関係に亀裂も 国防相が見解
[ソウル 8日 ロイター] – 韓国の申源シク国防相は、同国が核兵器の製造を開始すれば、米国との同盟関係を破壊し、金融市場に衝撃を与える可能性があるとし、北朝鮮に対する抑止力として独自の核兵器を開発するべきだという国内で高まる声を退けた。ロイターのインタビューで述べた。
同相は、核兵器の開発は韓国の外交的地位と経済に壊滅的な打撃を与える危険があると指摘。「米国との同盟に大きな亀裂が生じるだろう。核拡散防止条約から離脱すれば、金融市場が直ちに衝撃を受けるなど、さまざまな罰がもたらされることになる」と語った。
政治家や外交政策の専門家の間で核兵器開発を巡る議論が高まっていることは、多くの韓国国民が米国の核戦力を含む拡大抑止について依然として不安を抱いていることの表れだと認めつつ、そうした抑止力を強化する同盟国の取り組みは北朝鮮の脅威に対抗する「最も容易で効果的かつ平和的な」方法だと述べた。
関連記事
北朝鮮は9月12日早朝、東部の元山付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル数発を発射した。日米韓による共同訓練フリーダム・エッジが終了した翌日の発射となる
北朝鮮では、金正恩の娘・金主愛氏が次期指導者として浮上し、「4代世襲」への動きが強まっている。一方、中国では習近平の後を継ぐ人物がいまだ見えていない。対照的な中朝の権力継承、その背景にある違いとは
米朝接近の兆しが強まっている。トランプ氏は金正恩総書記との年内会談に意欲を示し、水面下での接触も指摘される。米朝交渉が動き出したとき、拉致問題をどう動かすのか。専門家が指摘したのは、アメリカの国益と拉致問題を結ぶ外交戦略と、日本の「情報戦」だった
韓国の国家情報院(NIS)は1日、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記による首脳会談について、「いつでも開催される可能性がある」との見方を示した。トランプ氏は先日、年内の金正恩との会談に意欲を示したほか、米韓合同軍事演習の一部を縮小する考えを表明した。米朝の外交協議再開に向け、環境を整える狙いがあるとみられる
韓国の大邱カトリック大学を卒業したばかりの中国籍の女子留学生Aさんが、同大学の中国籍講師、鄭容疑者に殺害され、遺体を切断された。韓国警察は最新の捜索で、Aさんの遺体の一部を発見した。