(写真:2021年5月に実施されたクロコダイル・レスポンス演習時、オーストラリアのポイント・フォーセットで米国海兵隊のティルトローター機「MV-22Bオスプレイ航空機」により輸送されたオーストラリア陸軍兵士等が降着場から離れる様子(ミシャ・ピアス(MICHA PIERCE)三等軍曹/米国海兵隊)

屋久島沖 米軍オスプレイ墜落事故報告書が公表 部品の不具合と操縦ミス

屋久島沖で発生した米軍オスプレイの墜落事故に関する報告書が最近公表され、木原稔防衛大臣が技術的不具合と操縦ミスを事故の主因として挙げ、日米間の安全対策の強化を訴えた。

この報告書は、2023年11月に発生した事故を詳細に分析し、オスプレイの左側プロップローター・ギアボックスの不具合と操縦士の意思決定問題を指摘している。

木原防衛大臣は8月2日の記者会見で、事故調査結果を踏まえ、日米間での技術情報共有を前例のないレベルで行うことを明らかにした。これにより、同様の事故を未然に防ぐための具体的な安全対策が講じられていることを強調し、安全確保を最優先事項として日米が連携して取り組むことを保証した。

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