イメージ画像、食用油を商品棚に陳列するスーパー従業員、中国安徽省合肥市。(STR/AFP via Getty Images)
「タンク車混載」事件の波紋まだまだ続く

「国産油は信用できない!」 輸入油や家庭用搾油器が飛ぶように売れる=中国

行きは液体燃料を積載し、荷下ろしした後、帰りは食用油を乗せて帰る。しかも経費と時間がもったいないから、タンク洗浄はしない。石油用のタンクローリーを食用油の輸送にも使っていたことが分かり、中国社会はこの話題で騒然としている。

中国における食品安全問題はいまに始まったことではなく、少々のことにはもはや驚かない中国人。しかし神経の図太い中国人であっても、今回の「タンク車混載」の驚愕実態には衝撃をうける人は少なくなかった。官製メディアでさえ「毒を盛るのに等しい」と世論寄りの発言をしている。

いま、中国では食品安全の問題に対して国民意識がこれほどまでにないほど高まっている。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている
年末の上海。公園で露宿していたとみられる男性が死亡した。動画のコメント欄に並んだのは「朱門酒肉臭、路有凍死骨」。古い言葉が、いまの現実と重なっている
日本では、運が悪ければ上から落ちてくるのは鳥のフンくらい。だが中国ではスケールが違う。包丁にハサミ、レンガ、さらには糞便まで。上を向いて歩く理由が、そこにある。
習政権が中国に残したもの。中国社会はここまで来た。独裁と崩壊を告発する長文が、海外の投稿企画で入賞した。