日本とフィリピン「2+2」閣僚会合に出席した両国の外務、防衛大臣(外務省)

日本とフィリピン「2+2」閣僚会合、マニラで戦略的安全保障と防衛協力を強化

7月8日、日本とフィリピンはマニラにおいて第2回目の外務・防衛閣僚会合(「2 + 2」)を開催し、安全保障と防衛の協力強化に合意した。両国の大臣は、自由で開かれたインド太平洋地域の安定に向けた共同の取り組みを確認し、新たな防衛協力協定に署名した。

日本の上川陽子外務大臣と木原稔防衛大臣、フィリピンのエンリケ・マナロ外務大臣とギルベルト・テオドロ防衛大臣が会合を行い、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性を再確認した。約2年ぶりの「2 + 2」開催は、マルコス政権下で初めてとなり、日・フィリピン間の戦略的なパートナーシップをさらに深化させる契機とされた。

会合では、東シナ海および南シナ海の情勢についての議論が行われ、力による現状変更に対する強い反対意見が表明された。特に、セカンド・トーマス礁での最近の危険な活動に対する懸念が共有され、国連海洋法条約を含む国際法の遵守強化が求められた。また、北朝鮮の核・ミサイル問題や拉致問題に対する連携の継続も確認された。

▶ 続きを読む
関連記事
米国務省のルビオ長官は8月18日、国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)の赤根智子所長と、セネガル出身のICC上級公判弁護士アブドゥライ・セイ氏の2人を制裁対象に指定したと発表した。
ロシアのプーチン大統領が8月13日、北方領土の択捉島を訪問した。高市早苗首相は同日、総理公邸で記者団の取材に応じ、今回の訪問は日本の立場と相いれないとして、ロシア側に強く抗議した
高市首相はイラン大統領との電話会談で、ホルムズ海峡の追加負担のない自由で安全な航行を要請した。紅海の安全も懸念し、軍事的緊張の緩和と外交による早期沈静化を求めた
ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪問したことを受け、茂木外相は、ロシア側に強く抗議するメッセージを発表した。プーチン氏は12日、北方領土を含むクリル諸島についてロシア領として確定していると主張している。
茂木外相は8月5日、パナマのムリーノ大統領と会談し、パナマ運河の安全で安定的な利用や機能強化で協力する方針を確認した。都市交通や廃棄物処理、AI分野での連携も進める