寝そべるしかない」
中国の新卒生、過半数が卒業と同時に失業のリスク
中国経済が長期にわたる低迷を続ける中、新卒の大学生が直面する就職市場はさらに厳しくなっている。研究によると、2024年には、卒業生の半数以上が卒業と同時に失業のリスクがあると指摘されている。中国の大学は6月に卒業式を迎える。
中国の主要な求人サイト「智聯招聘」が5月に発表した「2024年大学生の就職状況調査報告」によると、4月中旬の時点で、卒業生の48%のみが非公式ながら仮の内定を獲得しているだけであり、前年と比較しても就職状況は悪化している。
米国の経済学者黃大衛氏は、「中国の就職市場は極めて厳しい状況にあり、企業の利益率は低下し続け、輸出は低迷し、国内消費、投資、不動産市場も同様に苦境に立たされている。これらの状況が重なり、大学生の就職難は一層深刻化している」と分析。
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