2024年3月20日の写真で、ワシントンD.C.で行われたプレスカンファレンスにおいて、スピーチをしているジェローム・パウエルFRB議長。(Mandel Ngan/AFP)

FRB当局者、インフレ続く場合の利上げを警告

連邦準備制度理事会(FRB)の当局者は、6月の政策会議で、インフレが高止まりするか上昇し続ける場合、政策金利を引き上げる必要があるかもしれないと警告した。

3日に公開された議事録によると、当局者はインフレ率が中央銀行の2%目標に向かっていることに対する「より大きな確信」を得るまで、金利を引き下げる準備ができていないことを強調した。

議事録には、物価の安定を回復しない限り、持続的なインフレ圧力が金融条件の引き締まりをもたらす可能性があると記載されている。しかし、金融引き締めは、「特に低所得世帯の家計の財政状況を悪化させる」につながり、「スタッフの予測よりも経済活動に大きな悪影響を及ぼす可能性がある」とされている。

▶ 続きを読む
関連記事
アマゾンが過去最大となる累計3万人の人員削減を認めた。パンデミック後の消費正常化や組織の肥大化、AIによる自動化の進展が背景にある。無人店舗の閉鎖も含め、業界全体が「効率優先」のフェーズへと突入した
FRBは今年初の会合で政策金利を据え置き、利下げを見送った
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1月22日、ビュイック(Buick)ブランドの主力SUVについて、中国での生産を終了し、生産体制を米国本土に移す方針を明らかにした
多くのマクロ経済指標はおおむね良好に見えるものの、社会の大きな部分が経験している痛みを十分に捉えていないという。米労働統計局が公表したデータによれば、失業率は4.4%、賃金の中央値の伸び率は4%で、2.7%のインフレ率を上回っているが…
米財務省主催の重要鉱物財務相会合が開催。片山大臣は中国の輸出規制強化に触れ、日本の対中依存低減の実績と戦略を共有した。日米欧と資源国が連携し、供給網の多様化と経済安保の強化を目指す内容だ