都市から農村まで、アメリカが過去最大規模で独立記念日を祝う
今週木曜日(7月4日)、アメリカは第248回独立記念日を迎える。予想では、この日にはアメリカ国内の旅行者数が史上最多となり、消費額も過去最高を記録すると見込まれている。多くの地域で猛暑と激しい雷雨が予想される中でも、祝祭ムードは衰えることはないだろう。
ボストンのハーバーフェストやサンディエゴのビッグベイブーム、シアトルのシーフェア、マイアミのピーコックパークなど、全米各地でパレード、バーベキュー、音楽、花火などが開催される。また、ノースカロライナ州ブライソンクリークの「ベストテイルワグ」など、ユニークなイベントも行われる。
オハイオ州のプットインベイでは、歴史再現イベントが行われ、カウボーイの競技や銃や大砲の展示が予定されている。メジャーリーグベースボール(MLB)の試合も行われ、全米ホットドッグ・ソーセージ評議会(NHDSC)のデータによれば、独立記念日には1億5千万個以上のホットドッグが消費される見込みだ。
関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
未成年を脅迫し深刻な搾取を行う「764」ネットワークがアメリカで急拡大している。FBIと司法省は解体に向けて捜査を強化。被害実態や背景、家庭で求められる防衛策をまとめた
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された