ネットは不自由になってしまった? だれがそうした?
インターネットの自由の基盤
12年前、私は「A Beautiful Anarchy(美しい無政府状態)」という本を書いた。この本は、インターネットがそれまでにどのように進化してきたかを讃えるものだった。インターネットは主に分散型で運営され、ビジネスがまだ、自発的な秩序の中で繁栄していた頃だ。
ウェブブラウザが発明されたのは1995年だった。その5年後には、インターネットバブル(ITバブル)の崩壊が市場の狂乱を一掃し、より長期的なプロジェクトのためのテンプレートが生まれた。2005年にFacebookが一般公開され、2006年にはgoogleがYouTubeを買収した。2007年にiPhoneが登場し、2008年にはアプリ経済が出現し始めた。
2012年までは、デジタルプラットフォーム間の協力が顕著であり、広告はまだ主要なポータルを支配してはいなかった。万能の独占企業はなく、数百万の選択肢の中で、大規模な産業プレーヤーが存在していた。彼らはほとんどの分野で優勢だった。ソーシャルメディアとアプリ経済はこれからのブームを迎えていた。
関連記事
友達同士なんだから、ちょっと盗み聞きしたくらい、どうってことないだろう? もし本当にそういう話だったなら、どん […]
「臓器提供による安楽死」という衝撃的な提案の背景には、移植医療のために「死の定義」を都合よく書き換えてきた歴史がある。生物学的には生きている人間からの臓器摘出という、医療倫理の暗部と欺瞞を鋭く告発する
中国の輸出急増と貿易黒字拡大を受け、米欧など世界的な反発が強まっている。関税逃れのためのサプライチェーン迂回や見せかけの脱中国化が進む中、過剰生産を世界に押し出す中国の経済モデルへの圧力が本格化している
G20で際立った各国の「対中包囲網」。安価な輸出攻勢や人民元の過小評価に対し、世界が突きつける厳しい視線と協調の課題、そしてかつてのプラザ合意の再来を模索する国際社会の動向を読み解く
孔子が説く「好学」の真意を『論語』学而篇第十四章から読み解く。学ぶことの本来の喜びとは何か。物欲や名利にとらわれず、徳を修め日々自らを正す楽しさを見出すことこそが真の学びであると伝える、深い示唆に富む解説