2023年7月12日、ワシントンDCの国会議事堂での指名公聴会中のマイケル・ケイシー氏(Saul Loeb/AFP via Getty Images)

情報当局者「中国スパイが米国企業の不満を持つ従業員を狙う」

6月4日、米国家防諜安全保障センター(NCSC)のディレクター、マイケル・ケーシー(Michael Casey)氏は、中国共産党(中共)のスパイが、仕事に不満を持つか経済的な問題を抱えているアメリカ企業の従業員をターゲットにしていると述べた。

マイケル氏は6月4日にワシントンD.C.で開催されたCNBCのCEO(最高経営責任者)サミットに出席した。中国は「これまでで最も積極的な(国家)アクターであり、また、最も威圧的な方法で我々の国を狙っている」と語った。

同氏は、アメリカは世界中で増え続ける脅威アクターからのさらなるサイバー攻撃に備える必要があり、その中でも中共が最大の脅威であると指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党がSNSの偽アカウントを使い、米国社会の分断をあおっていると米上院議員が警告。法輪功や神韻芸術団を標的とした偽情報工作、米国政治への介入疑惑が浮上している。専門家は規制強化を求め、米司法省も越境弾圧への取り締まりを進める
住まいや仕事の提供、偽組織への勧誘、SNSでの支持表明……。中国共産党の秘密警察は、人々の切実な願いをどう工作に利用するのか。記事は内部資料や過去の事例を基に、小さな利益で信頼を得て、依存や支配へつなげる手口を読み解く
現在、世界にはインターネットに接続された監視カメラが約12億台ある。住宅や店舗、公共空間の安全を守るために設置 […]
FBIは、中共国家安全部傘下の上海市国家安全局の指示を受けたとされる中国人ハッカー張宇について、最大1千万ドルの懸賞情報を共有した。米大学などの新型コロナ研究データへの不正アクセスに関与したとされる
米カリフォルニア州の中国系不動産仲介業者、張婉瑩が、中国政府のために台湾の頼清徳総統の家族を監視した疑いで逮捕された。過去に中国の工作員と疑われた方芳との共通点や、インフルエンサーへの接触にも注目が集まっている