2024年6月1日、中国湖北省武漢市にある警察拠点「漢興派出所」の副所長である邱建軍氏は容疑者逮捕中にナイフで15回刺されて死亡した。画像は同氏の追悼会の様子。(中国のネットより)

警察の副所長が15回刺されて殉職 理由は不明=中国・武漢

「警察=正義の味方」、これは文明国家では一応、常識である。しかし中国の場合、必ずしもそうではない。

中国共産党による長年にわたる腐敗統治の結果、「正義よりカネ」に走る警察関係者も残念ながら少なくない。陳情者や人権活動家、被害者遺族といった警察から弾圧を受けている市民からすれば、警察は悪魔の手先そのものである。そのため、「警察が刺された」といったニュースが報じられると大歓声が沸き起こるケースは近年、多々ある。

しかし、今回の事件で殉職になった警官は犯人逮捕中に犠牲になった。

▶ 続きを読む
関連記事
反体制派の陳思明さんが語る「六四」追悼への弾圧。中国からカナダへ亡命した後、中共による国内外への抑圧の実態について暴露した。
英国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)のトップ、リチャード・ホーン氏は22日、国家が関与するサイバー攻撃が急増していることを念頭に、英国が「現代史上最も激しい未曾有の地政学的転換」に直面していると述べ、危機感を示した。
中国で大学を出ても仕事がない現実。技術学校に入り直す若者が増えている
中国で引退した元政府幹部まで監視強化。出国は許可制、思想の動きまで把握へ。内部で何が起きているのか
米シンクタンク「ジェームズタウン」の報告書は、中共の統一戦線工作部関連組織の数において、人口当たりの密度でカナダが最も高いと評した。同シンクタンクのマティス所長は、カナダが中共に対して「直接的な対抗措置を取らなかったことが原因」と痛烈に指摘した。