人民元の価値が下がり続けて……

中国資本流出加速 4月に2016年以来最高を記録

中国経済が低迷を続ける中、資金の海外流出が加速している。2024年4月、中国企業による銀行からの外貨購入額が2016年以降で最高を記録し、国内経済の不安定さと米国の利上げによる不確実性の中、人民元にかかる圧力が顕著になっている。

4月のデータによると、中国企業が、銀行から購入した外貨量が過去最高に達し、輸出業者はドルから人民元への両替を一時的に控え、また中国の市民も海外旅行に向けて積極的に外貨を求めている状況が見られる。

専門家の分析では、これらの傾向は中国経済の先行きへの不透明感と、中共(中国共産党)政府の政策に対する信頼感の低下を反映していると指摘している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で1月の地方「両会」開催に伴い、各地で監視体制が激化した。陳情者を24時間監視する「維持安定」経費は軍事費を凌ぐ勢いであり、その巨額予算を役人と警備会社がかすめ取る腐敗の実態を報じる
インドでニパウイルスの感染が報告された翌日、中国メディアが武漢ウイルス研究所が新型コロナの治療薬がニパウイルスに対して有効性を示したと報じたことに疑念の声が上がっている
「法輪功迫害を追査する国際組織」(追査国際)が、武漢市の臓器移植医療をめぐる深刻な疑惑を告発した。強制的な臓器摘出や短期間での移植実施など、衝撃的な実態が報告書で明らかにされている
中国・武漢市の地下鉄工事現場で、解体作業中のガントリークレーンが倒壊し、走行中の乗用車を直撃する事故が起きた。1人が死亡、1人が負傷した
習近平政権下の中国で加速する少子化と人口崩壊の深層に迫る。長年の強権的な産児制限の後遺症に加え、絶望した若者たちが「出産ストライキ」や「自暴自棄」という形で静かな抗議を続ける、国家存亡の危機を解説