深センと上海ですでに始まっているらしい
中共が市民のスマートフォンを無差別検査
中国共産党(中共)政府はこのたび、安全機関が「法の執行」と称して行う活動に、新たな2つの規則を公表した。これにより、国家安全部の個人の電子機器を調査する権限が拡大した。今年の7月からこの規則が適用される。最新の報道によると、深センと上海の税関ではすでに、入国者のスマートフォンやノートパソコンを無作為に検査する新たな措置が取られている。
中共政府による市民の監視が、一層厳しくなっている。5月7日、深センから香港へ戻った蔣(しょう)さんは、ラジオ・フリー・アジアのインタビューで、先週末に福田出入境検査場で自分の後ろにいた女性が税関職員によってスマートフォンを検査されているのを目撃したと証言した。
蔣さんは、最近南京や杭州の空港でも同様の経験をしたと話し、空港の職員がスマートフォン内のデータや写真をチェックしていたと述べた。その日、女性は事前にスマートフォンのデータを整理し、特にデリケートな情報を消去していたそうだ。
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