スペインで欧州最大規模の偽硬貨製造拠点が摘発(ユーロポール)

欧州最大の偽造硬貨製造工場…スペインで摘発 中国人グループが関与

スペイン国家警察は24日、トレド県で偽2ユーロ硬貨製造工場を摘発したと発表した。この工場は主に中国人グループが運営しており、スペイン国内で約10万枚、欧州全体で約40万枚の偽硬貨を流通させていた。過去10年で欧州最大規模の通貨偽造の犯罪だという。

捜査はユーロポール(欧州刑事警察機構)とカタルーニャ州警察との共同で2018年から始まり、スペイン中部を中心に調査が行われた。同年から2021年の間に実施された一連の警察の捜索では、似た特徴を持つ偽硬貨が押収され、単一の犯行グループの存在が示唆された。

偽硬貨の製造技術は洗練されており、本物の硬貨とほぼ見分けがつかないほどの高品質だった。偽硬貨は主にゲームセンターやカジノの硬貨式機械で使用された。犯行グループは製造拠点を頻繁に移動させ、金属製の硬貨はほとんど追跡が不可能なため、捜査は困難を極めた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権によるホルムズ海峡封鎖とイラン戦争の行方を、軍事・経済・地政学の視点から鋭く分析。欧州の凋落、中国の台湾への警戒、そして「ポスト海峡時代」を見据えた湾岸諸国の戦略から、世界の真の新秩序を読み解く
米国の規制当局が国家安全保障上の懸念を示し、中国半導体メーカーによるオランダ企業の買収計画が頓挫した。米政府は、取引に解消できないリスクがあると判断し、取り下げを求めた
ドイツの男性が赤十字社への寄付品を追跡した結果、寄付した靴が海外の中古店に売却されたことに気づいた
国際エネルギー機関(IEA)のファティ・ビロル事務局長は、ヨーロッパの航空燃料在庫について「あと6週間分程度しか残っていないとみられる」と述べた
スペイン首相が最近訪中し、複数の国際問題で主導的役割果たすよう要請。一方で、経済狙いの対中接近が透けるとの見方が上がっている。スペインをめぐっては、トランプ政権との距離感の広がりも指摘されている