マイク・ジョンソン下院議長が中国共産党首魁の習近平、ロシアのプーチン大統領、そしてイランを「悪の枢軸」と呼んだことに対し、在米中国共産党大使館の報道官はメディアの取材で不満を示した ( Anna Moneymaker/Getty Images)

米下院議長、14兆円のウクライナ・イスラエル支援法案を前進させる

アメリカ下院はウクライナ、イスラエル、台湾への支援などを盛り込んだ総額950億ドル(約14兆6000億円)の緊急補正予算案の審議規則案を賛成多数で可決した。

マイク・ジョンソン下院議長が中国共産党首魁の習近平、ロシアのプーチン大統領、そしてイランを「悪の枢軸」と呼んだことに対し、在米中国共産党大使館の報道官はメディアの取材で不満を示した。在米大使館の劉鵬宇報道官は「ニューズウィーク」に、断固として反対し、アメリカの一部の人々の習近平に対する誤った発言に「強く抗議する」と述べ、「米国に対して厳正な抗議を行った」と明らかにした。

以前から米国シンクタンクの専門家は、中国共産党がアメリカにとって最大の敵であり、中国、ロシア、北朝鮮、イランによる新たな悪の枢軸が形成されていると指摘している。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領はウクライナにパトリオットミサイルの国内生産を認める方針を表明。防空強化を狙う一方、停戦に向けプーチン大統領との直接協議も検討。戦闘とエネルギー情勢は緊迫が続く
ウクライナの長距離ドローンがロシア領内深くを攻撃。ルビオ米国務長官は、ロシアの領空防衛が困難になり、戦争終結交渉の流れが変わりつつあるとの見方を示した
ウクライナ軍のドローン攻撃に対抗し、ロシア軍がスターリンク通信を妨害する電子戦システムを配備。補給線の偽装や分散も進め、戦況は通信妨害を軸に新局面へ
ウクライナ軍は中距離ドローンでロシア軍の後方補給線を継続攻撃。スターリンク連携や編隊運用により戦場の構図が変化し、補給遅延と前線圧迫で優位を維持している。
ロシア軍がキーウに開戦以来最大規模の空襲を実施。ミサイルや無人機計570発が発射され、死傷者は100人以上に。市民5万人が避難し、防空強化の必要性が改めて浮き彫りとなった