2024年4月12日、山東省青島市にある大学「黄海学院」の男子寮で火災が発生した。この火災をめぐっては、生徒が避難中に遭遇した同大学の「学生会」による妨害行為、および火災後に「学校側」がとった謎の行動に関する同校学生による告発がいまSNS通じて拡散されており、注目されている。画像は火災発生時、生徒が避難する様子。(中国のネットより)

大学で火災発生も、「避難訓練」と偽装か=中国・山東省

今月12日、山東省青島市にある大学「黄海学院」の男子寮で火災が発生した。この火災について、中国メディア「新京報」が現地当局の公式発表を引用して報じたところによると、「火災は配電盤からの出火によるもので、同日13時19分には鎮火した」という。

中国のSNSには、火災発生時の様子を捉えた動画が拡散されており、そのなかには煙が上がるなか、学生たちが学生寮の2階の窓から脱出して、窓の外にある小さな「立ち台」に降り立って避難する様子が映されている。また、別の動画には、消防隊員が煙が立ち込める2階の室内へ救助用のはしごを載せている様子もあった。

この火災をめぐっては、生徒が避難中に遭遇した同大学の「学生会」による妨害行為、および火災後に「学校側」がとった謎の行動に関する同校学生による告発も注目を集めている。

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