今年初頭の3か月間に、北京大学は13件の死亡を連続して公表し、その中には8人の教授と5人の党政府官僚が含まれていた。さらに、中国科学院の院士5人と工程院の院士7人も亡くなったと報じられている (Photo by Kevin Frayer/Getty Images)

中国で風邪のような原因不明の症状で死亡が増加 

中国において新型コロナウイルスの流行が始まってから4年経過したが、未だに収束していない。

今年に入って、北京大学では3か月の間に13件の死亡が報告された。また、国内各地からも死亡者数の増加が報告されている。

最近、山東省の大学生が、風邪をひいたと考え適切な治療を受けず、8日後に亡くなった事例が注目されている。

北京と上海では旧正月時に疫病の状況が深刻で薬が不足していると報告されており、浙江省麗水市の劉さんは「上海では薬が手に入らず、景寧の薬局から購入して送る必要があった」と述べている。

最近、「地元の病院では新型コロナウイルスとワクチンについて言及することが禁止されている」「医師たちは新型コロナウイルスやワクチンが原因であるとは断定せず、別の疾患と診断している」などの声があがっている。

ネット上では「原因は見過ごされがちな風邪」と題された記事が拡散され、山東省の大学生が風邪の症状を示した後、風邪の症状と考え8日間放置した結果、亡くなったと報じられている。

この大学生は健康であり、運動会で賞を獲得するほどであったが、新型コロナウイルスによる死であるかが疑われている。

江西省の張さんは「単なる風邪と言われていますが、本当にそうでしょうか?」と問題提起している。

「インフルエンザは多くの人が経験していますが、現在直面している『風邪』は非常に深刻です」と述べ、国内での議論の不足を指摘している。

今年初頭の3か月間に、北京大学は13件の死亡を連続して公表し、その中には8人の教授と5人の党政府官僚が含まれていた。さらに、中国科学院の院士5人と工程院の院士7人も亡くなったと報じられている。

多くの誤解や情報の隠蔽が続く中、市民の健康と安全が脅かされている。

新型コロナウイルスの流行が始まった際、中国の伝統の気功修煉法「法輪功」創始者の李洪志氏は「理性」という文章で警鐘を鳴らした。

「今の『中共ウイルス』(武漢肺炎)のような疫病は目的と目標を定めています。中共ウイルスは邪党の党員、中共邪党の支持者を淘汰するためにやってきたのです」

李洪志氏はさらに、「中共邪党(中国共産党)を遠ざけ、邪党を支持しないことです」と具体的な避難方法を提言し

「なぜならば、邪党の背後にいるのは赤色の魔だからです。ならず者のように振る舞い、悪事の限りを尽くしています。神は邪党の根絶に着手し、支持者は全部淘汰されます。信じなければ、今後の展開を見守ればよいのです」と述べた。

関連記事
中国経済の先行きに対する不透明感が急速に増すなか、中国人留学生が(中)国内からの「仕送りストップ」の重圧に直面していることがわかった。
中国共産党の汚職摘発などを担う中央規律検査委員会は、農業農村部党組書記兼部長の唐仁健氏(61)が「重大な規律・法律違反の疑い」により調査を受けていると発表した。習政権の3期目に入り、外相や国防相など現職閣僚が相次いで解任されたが、中央委員の失脚は初。 唐氏は昨年、中国共産党党首、習近平の特使としてミクロネシア連邦の大統領就任式に出席している。大紀元評論家の岳山氏は「習氏の人選ミスの可能性もあるが、皮肉な状況だ」と指摘する。
このほど、中国陝西省にある村の畑に設置された「散水機」が偽物であったことがわかった。
2024年5月6日、黒竜江省ハルビン市に住む16歳の少女が自宅で入浴中、浴室のガラス製の扉が突然破裂する事故が起きた。
2024年5月2日夜、中国吉林省にある司法警察官を養成する専門学校で集団暴行事件が起きた。