中国福建省の公安局高官が「故意殺人」容疑の親族を庇護して陳情する被害者家族を逆に逮捕していたことがわかった。写真はバイクで轢き殺された息子のために正義を求めて事件情報が載った掲示物を広げる福建省寧德市の陳情民・李穗財さん。(NTD新唐人テレビの報道番組より)

公安局高官が親族を庇護 「故意殺人」容疑者を野放し 告発した市民を逆に逮捕=中国・福建省

中国福建省の公安局高官が「故意殺人」容疑の親族を庇護して陳情する被害者家族を逆に逮捕していたことがわかった。

福建省寧德市に住む李穗財さん(女性)は息子をバイクで轢き殺した男とその男を庇った現地公安局副局長らを告発するために、陳情民になった。しかし、正義を求めて歩み始めたその陳情の道は険しく、弾圧や迫害が絶えない。

今年2月19日、地元の友人の経営する店にいた福建省寧德市の李穗財さん(58歳)は店に押し入った現地公安局の私服警官に連行され、刑事拘留された。

▶ 続きを読む
関連記事
91億円をかけて改修したダムは完成約1年で決壊。避難は遅れ、救援は届かず、毒蛇まで大量流出。中国・広西洪水で何が起きていたのか。現地情報をたどると、「天災」だけでは説明できない現実が見えてくる
中国では、「自由に海外へ行くこと」が当たり前ではなくなりつつある。公務員や国有企業職員、AI技術者、そして教師まで。理由は違っても、出国管理や海外資産への監視は年々強まっている
中国で新型コロナ再燃。感染者7.9万人? SNSでは話題1位に。大流行は終わっても、ウイルスは消えていない。日本でも患者数は4週連続で増加している
「私は北京で反共をやっている。捕まえに来い」投稿から約5時間後、中国の政権風刺映画監督は当局に連行された
「中国の靴の都」と呼ばれる福建省晋江市の靴工場で大規模火災が発生。当局は死者28人と発表したが、この数字を疑問視する声も。事故後、工場の知られざる実態が次々と明らかになった