2023年4月13日、米国とフィリピンの共同軍事演習中において、演習地を視察するチャールズ・フリン米太平洋陸軍司令官。(Ezra Acayan/Getty Images)
ロシアと中国が中距離ミサイルを開発している中、我々だけが条約を守るのは不公平だ

米軍の新型中距離ミサイル展開:アジア太平洋地域における中国抑止戦略

米軍は本年内に、アジア太平洋エリアに新型の中距離ミサイルシステムの配備を予定しており、これは1987年の米ソの中距離核戦力全廃条約(INF)の締結後、初めてのことである。この配備は、中国共産党(中共)による台湾への潜在的侵攻を抑止する狙いがあると、米軍は以前より表明している。

4月3日には、チャールズ・フリン米太平洋陸軍司令官が、駐日米国大使館での記者会見において、「近いうちに中距離ミサイルの発射能力を備えた装置がアジア太平洋地域に配備される」と発表した。

昨年、米陸軍は「中距離能力」(MRC)と称されるミサイル発射システムを初めて受領した。このシステムは「タイフォン」とも呼ばれ、インド太平洋地域への配備が既に発表されている。

▶ 続きを読む
関連記事
国宝級の文化財が消え、裁判記録も非公開。そして今度は、事件の真相を知る元館長が獄中死。「死者に口なし」「口封じでは」と疑惑が噴出。中国の名門博物館で、一体何が起きていたのか
観光に来ただけなのに、政治思想まで調べられる?中国のチベットを訪れた台湾人看護師が、突然ホテルに呼び出された
まさかロボットが痴漢? ドイツで人型ロボットが16歳少女にわいせつ行為。持ち主らはその様子を生配信していた疑いも
中国で相次ぐ「社会報復」。生活苦から社会を恨んだ男が、見知らぬ29歳女性を殺害、一審で死刑判決
テンセントクラウド上で稼働するAIエージェントが、高徳地図の情報検索中にサイト防御の回避やAPIキーの利用を試みていたことが判明。研究者が仕込んだ隠しメッセージにも反応