台湾地震 民間で義援金の動き
今回台湾東部の花蓮で起きた地震で、台湾では大きな被害が出ている。台湾当局は花蓮県で9人が死亡し、負傷者は1050人と伝えた。日本のSNS上では「今こそ恩返しをする」「台湾、頑張れ!」という投稿が各地で相次いでいる。
日台は正式な国交はないが、過去の震災で互いに助け合ってきた。2018年の花蓮地震では、日本が救助隊を派遣。日本で大きな災害が起きるたびに、台湾もたくさんの義援金を送った。
例えば、2011年に台湾から200億以上の支援金が届いた。3日の地震直前の2024年4月1日に、台北駐日経済文化代表処は台湾各界から寄せられた義援金25億966万7517円を石川県能登半島地震災害義援金専用口座に送金した。
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台湾で3日に発生した大地震では多くの建物が損傷を受けたものの、死傷者数は低く抑えられている。中国本土のネットユーザーは、「おから工事」と呼ばれる手抜き工事で大勢の犠牲者を出した2008年の四川大地震と比べ、台湾人に羨望の眼差しを向けている。
2024年4月3日の朝、台湾花蓮沖で発生したマグニチュード7.2の大地震は、余震が続き、台湾全土に深刻な影響を及ぼしている。
4月3日午前8時ごろ、台湾東部の花蓮県を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生した。地震の深さは15.5キロ、震央は花蓮県政府の南南東25キロの海域で、最大震度は花蓮県で6強を記録した。