海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」をドローンで撮影したとみられる映像が中国の動画サイトに投稿された。参考写真(海上自衛隊幕僚監部)

護衛艦「いずも」を中国ドローンが撮影? 海幕長「電波妨害で対応可能」

海上自衛隊が運用する護衛艦「いずも」をドローンで撮影したとみられる映像が、中国の動画投稿サイト「bilibili」などに投稿された問題について、酒井良海上幕僚長は2日の記者会見で「電波を妨害し操縦不能にする」対応が可能だと指摘した。動画の真偽についてはコメントを控えた。

問題となった動画は3月下旬に投稿されたもので、護衛艦「いずも」の飛行甲板の上を飛行する様子を映したものだ。無人機による偵察・攻撃が実用された今、動画は大きな波紋を呼んだ。いっぽう、生成AIで作成されたフェイク動画であるとする意見もある。

酒井良海上幕僚長は「動画が本当にドローンから撮影されたものかについて確認中だ」と述べ、詳細についてコメントを控えた。自衛隊は基地周辺を厳重に監視しており、もしドローンの侵入を発見した場合には、「電波で妨害し、操縦者がドローンを操縦不能にする」対応を取ると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
小泉進次郎防衛相は7月8日、防衛相として初めてNATO首脳会合関連行事に参加し、20か国以上の国防相らと意見交換を行った。欧州大西洋地域とインド太平洋地域の安全保障は一体不可分であるとの認識を示し、同志国が地域を越えて結束する重要性を訴えた
沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺の領海に7日、中国海警局の船2隻が侵入し、海上保安庁が退去させた。中国海警船による同海域への領海侵入は、6月10日以来である。
中共軍が原子力潜水艦から太平洋へSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を異例の試射。日本、豪州、NZ、台湾が相次ぎ懸念を表明した。試射の背景には、核抑止力の誇示と南太平洋での影響力を巡る思惑が見え隠れする
政府は6日、中国側から弾道ミサイルを発射するとの説明を受けたと発表。発表では中国水路当局から「宇宙ゴミ落下に伴う区域の設定を行う」との情報を受け取ったが、その区域は日本の排他的経済水域、EEZの一部が含まれていることが判明した
日米などの多国間演習で、海上自衛隊の潜水艦が退役した米輸送艦「ジュノー」を魚雷で撃沈。精密打撃や統合作戦能力の向上を目的とした実弾訓練の一環で行われた