防衛省統合幕僚監部は、3月25日、与那国島(沖縄県)の南約 40kmの海域において、中国共産党海軍シュパン級測量艦1隻が航行したと発表した(統合幕僚監部)

中共海軍測量艦、与那国島の西を航行

防衛省統合幕僚監部は、3月25日、与那国島(沖縄県)の南約40キロの海域において、中国共産党海軍シュパン級測量艦1隻が航行したと発表した。防衛省が警戒と監視を続けている。

防衛省によると、海上自衛隊は3月25日午前0時頃、同海域を北東進する中共海軍シュパン級測量艦1隻(艦番号「29」)を確認した。 その後、当該艦艇が与那国島と西表島(沖縄県)との間の海域を北東進した後、魚釣島(沖縄県)の西約80キロの海域を北西進したという。

また、3月23日には、中国海軍のミサイル駆逐艦1隻やフリゲート艦1隻が奄美大島と横当島の間を航行した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国が東アジア海域で海軍と海警局の船100隻以上を展開した。 木原稔官房長官は、中国の軍事動向には「平素から重 […]
広島出身の石橋議員は、平和維持には抑止が不可欠とし、「核兵器の有無とその世界が平和であることとは切り離して考えるべき問題だ」「力による現状変更を思いとどまらせる抑止が不可欠だ」とし政府に対しNPT体制の維持と現実的な核軍縮努力を並行して進めるよう求めた
与那国島と台湾の間の空域を推定中国無人機が往復飛行し、空自戦闘機が緊急発進した。繰り返される無人機活動は、日本の防空態勢と台湾周辺の緊張の高まりを浮き彫りにしている
米国務省ピゴット首席副報道官がXで「尖閣諸島を含む日本の防衛へのコミットメントは揺るぎない」と投稿。外務省が即座に感謝を返し、日米同盟の結束を強調
高市首相の台湾有事発言を巡り、中国共産党政権は、尖閣への圧力と並行し、日本への留学・渡航自粛を警告。経済・軍事両面で圧力をかけている。日本政府は発言撤回を拒否し、冷静な対応を求めている。