中国共産党の検閲部門はソーシャルメディアのコメントセクションでの世論の方向性を非常に重視しており、「専門の監視員がいる」と語った. 北京のアメリカ大使館前で身振り手振りをする中国の警備員 (Photo by GREG BAKER/AFP via Getty Images)

「コメントが即時に表示されない」米国駐中国大使館が中共の検閲に不満を表明

あるネットユーザーが3月1日、在中国米国大使館が中国版SNS微博の公式アカウントに投稿し、中国共産党によるネットユーザーのコメントの遅延公開に対する不満をもらした。

1日には、在中国米国大使館の微博公式アカウントには、「ユーザーが私たちの最近の投稿にコメントする際、コメントの表示に遅延があることに気づかれるかもしれません。私たちは、コメント、討論、批判を重要と考えています」と述べ、自らの微博アカウントにコメントフィルター機能は使用していないことが強調されていた。

微博の元検閲員、劉力朋氏は米国国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、中国共産党の検閲部門はソーシャルメディアのコメントセクションでの世論の方向性を非常に重視しており、「専門の監視員がいる」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
北京の要衝を守る衛戍区司令官が交代したのは、張又俠拘束の直前だった。習近平が信頼できる人物を配置し、軍内部の動きを封じた可能性が指摘されている
複数のアナリストは、文民・軍双方の高官に対する一連の粛清は、習近平氏がさらなる任期確保に向けて動く中での政治的権力集中を示していると指摘している
サム・ブラウンバック元米国際宗教自由担当大使は4日、中共は信仰弾圧において「神への戦争」を仕掛けていると述べ、こうした迫害を宥和すれば世界にさらなる侵略を招くだけだと警告した。
張又俠が拘束される前、北京では異例の人事が進められていた。中共の官製メディアによると、約一年にわたり空席となっていた北京衛戍区司令員の職に、元武警上海総隊司令員の陳源が就いていたことが分かった
中国共産党(中共)当局は国内の混乱を隠すため、ポルノ投稿でSNSを氾濫させる手法によりデジタル権威主義を拡大している