中国の全人代開幕を明日に控えるなか、外国人記者は当局の嫌がらせに動揺を隠せない。画像は中国の警察官。(Photo by GREG BAKER/AFP via Getty Images)

中国警察、外国人記者押し倒し取材妨害 全人代明日開幕も広がる動揺

中国の全国人民代表大会(全人代)の開幕を5日に控えるなか、現地で取材する外国人記者の間では動揺が広がっている。取材中のカメラマンを押し倒す、取材チームの車両を追跡するといった中国警察の「嫌がらせ」は増える一方だ。記者協会は1日に声明文を発表し、「報道の自由」を侵害しないよう求めた。

中国に駐在する外国人記者からなる「駐中国外国人記者協会(FCCC)」は1日の声明文で、「中国全土で(取材に対する)嫌がらせや妨害が増えているとの報告がある」と指摘。四川省成都市で発生した取材への当局の妨害行為にい懸念を示した。

声明文によると、妨害を受けたのはオランダの放送局「NOS」。記者が経営問題が取り沙汰されている四川信託銀行の顧客や投資家らによる抗議活動を取材しようとしたところ、警察官と名乗る男によって地面に押し倒され、所持品を取り上げられた。

▶ 続きを読む
関連記事
第2回世界人型ロボット競技大会に出場を予定している中国の人型ロボット1台が短距離走テスト中、カーブで進行方向を適時に修正できず、コース脇の配電盤に正面から衝突。腰部の関節を損傷し、火花が飛び散ったことがSNSで話題になっている
中国各地で、80代の高齢法輪功学習者が相次いで拘束・収監されている。脳血栓や重度の高血圧を抱える人も例外ではない。 高齢者にまで及ぶ弾圧の実態を追う
中国で出国者への審査が強まっている。上海浦東国際空港では個人情報の記入やスマホ検査を求められたとの報告があり、米国では一部の中国人がパスポート更新を拒否されるケースも出ている
中国共産党(中共)財政部のデータによると、2026年上半期の国有土地使用権譲渡収入は9778億元にとどまり、前年同期比31.5%減少した。2021年上半期に記録した最高水準と比べると、すでに7割以上縮小している
ティム・ホートンズ中国事業は、2019年の進出以降黒字化できず、累積損失は約33億元(約700億円)に達した。第2四半期の売上高は前年同期比21.7%減、既存店売上高も17.8%減となった