なりすましによる旅券不正取得防止のための審査強化期間の実施
なりすましによる旅券の不正取得事案が依然として発生している状況を踏まえ、外務省は2月20日の「旅券の日」に合わせて、「なりすましによる旅券不正取得防止のための審査強化期間」を実施することにした。実施期間は、2月20日から3月4日までだ。
過去5年間に把握したなりすましによる旅券の不正取得数は、令和元年が8冊、令和2年が3冊、令和3年が3冊、令和4年が3冊、令和5年が5冊だった。
他人になりすまして不正取得された旅券は、不法な出入国に使用され、国際テロや人身取引・不法移民等の国際組織犯罪の発生を助長するほか、他人名義での借金、あるいは振り込め詐欺等の犯罪に使用するための携帯電話契約や銀行口座の開設に悪用されるなど、さらなる犯罪被害につながるおそれがある。
審査強化期間中は、各都道府県旅券窓口において、本人確認の重要性について、申請者から理解を得ながら、本人確認の審査を厳重に行うとともに、警察等関係機関との連携を密にして、他人になりすました者による旅券の不正取得の未然防止と撲滅を図る。
関連記事
「日本の真の独立を目指す有識者会議」は6日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見を行い、メディアが戦後GHQによる日本国民の洗脳工作に加担させられたことを、日本国民に対して告白・懺悔するよう求めた。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
労働法違反! でも関係ない? 「給料の代わり」に商品券渡される。
新年早々中国で「官民大戦」。不可解な死を遂げた高校生、弾圧される遺族と封じ込められた世論の声、怒った数万の市民は……。「加害者(郭という名の生徒)の親は現地の官僚、加害者は『自分にはパパがついてるから、人を突き落としてもなんてことはない』と言っていた」という。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。