大混雑する北京の児童医院内の階段で点滴を受ける子供とその保護者、2023年11月23日撮影。(JADE GAO/AFP via Getty Images)

中国当局 新型コロナ変異株「JN.1」の感染者「7人確認」と発表 

中国の疾病予防管理当局は15日、12月10日までに、7人が中共ウイルス(新型コロナ)の変異ウイルス「JN.1」に感染していたことが確認された、と公表した。患者数の増加に伴い、今後、パンデミックの可能性も否定できないとしている。

当局の発表をうけて、ネット上では「病院はこんなに混雑している。7人のはずがないだろう」と不信の声も大きい。

現在、海外では新型コロナの変異ウイルス「JN.1」が猛威をふるっている。「JN.1」はオミクロン株の変異株BA.2.86(通称「ピロラ」)の子孫にあたるもので、感染力や免疫逃避能がこれまでの変異ウイルスよりも高いことが判っている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。