2023年12月16日午後、中国浙江省にある観光リゾートで、観光客51人が空中のゴンドラの中に2時間以上も閉じ込められた「ロープウェイの故障」が起きた。イメージ画像、北京、2023年12月13日撮影。(WANG ZHAO/AFP via Getty Images)

観光リゾートで「ロープウェイ故障」 51人がゴンドラ内に2時間とじ込め=中国 浙江

この冬、最強の寒波が中国各地を襲うなか、浙江省の景勝地で「ロープウェイの故障」による事故が起きた。この事故で、51人の観光客が空中のゴンドラ内に2時間以上も閉じ込められた。

事故は、12月16日午後時過ぎ(現地時間)、浙江省にある観光リゾート「雲上草原高山旅遊度假区」で起きた。

救助された観光客の1人が中国メディアに語った自身の「空中遭難記」は、次のような内容だった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
白タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか