無言の抗議を示した「白紙革命」から1年 中共当局は安定維持に躍起
何も書いていない「白い紙」を手にして、広場や街頭に立つ一般市民や学生たち。声を出さず、スローガンの文字も掲げていなかったが、彼らの心は一つであった。
それがいつしか「白紙革命」と呼ばれる大衆運動に発展した。この「白紙革命(白紙運動)」は昨年11月26日から12月頃までの約1か月間、中国各地で中国共産党のゼロコロナ政策を批判する一連の抗議運動として始まった。
その「白紙革命」から1周年を迎えようとしている。警戒を強める中共当局は、国内外で安定維持の強化に躍起になっている。
関連記事
中共元首相の温家宝が今週、中国科学院地理科学・資源研究所を視察した。この動きは異例ともいえるほど大きく扱われた。時事評論家の唐靖遠氏は、これは温家宝の軟禁説を打ち消すためだけではなく、習近平に張り合う可能性があると指摘
中国南部で大気の状態が非常に不安定となり、広州では3月29日、猛烈な雷雨に見舞われた。1時間の降雨量は54.8ミリに達し、道路の冠水が相次いだ。現地のネット上では、「高圧洗浄機のような雨だった」と驚きの声が上がった
2025年の中国共産党内での汚職摘発総額が1兆元超に達したことが内部関係者の証言で明らかに。現職・退職幹部の隠し資産や海外預金も露見し、権力と資金が制度的に結びつく構造が浮き彫りになった
最近、中共外交部と中国中央電視台(CCTV)が米国に留学していた中国人博士研究員が米国の法執行機関による事情聴取を受けた後に自殺したと主張したうえで、米国が国家安全の概念を拡大していると批判した。
ドイツの有力研究機関トップがファーウェイの海外研究開発責任者に転じたことを受け、政界で警戒感が広がっている。中国企業による先端人材の引き抜きが、安全保障上の新たな懸念として浮上している